学  校

全ての教室からインターネットにアクセス
全ての学級のあらゆる授業でコンピュータを活用
 文部省では「全国の学校のすべての教室にコンピュータを整備し,すべての教室からインターネットにアクセスできるような環境づくりを推進する」として、次のような計画を発表しています。

公立学校の児童生徒用のコンピュータ等の整備
[教育用コンピュータ・校内LANの整備]
 公立小・中・高等学校,盲・聾・養護学校のすべての教室からインターネットにアクセスでき,子どもたちの日常の学習活動に活用できるような環境づくりを目指したコンピュータ整備を推進する。基本的な考え方としては,校内LANを整備するとともに,普通教室をはじめ特別教室・多目的スペース等へのコンピュータ整備を以下のような方向で計画的に進める。
@ 小・中・高等学校では,各普通教室におけるコンピュータ等の活用が可能となるよう整備を進める。
A 盲・聾・養護学校においては,小・中・高等学校に準じて整備するとともに,障害に応じた周辺機器(例えば,盲学校における音声入力装置等)も整備する。
B このほか,特別教室・多目的スペース等については,学校種・学校規模・学科等により状況が異なるが,多様な目的のために高度な活用ができるよう整備を進める。
[教育用ソフトウェアの整備]
 上記のコンピュータ整備を行う際には,必ず教育用ソフトウェアの整備も一体的に行っていく必要がある。

私立学校へのコンピュータ整備
 私立小・中・高等学校等においても,「私立高等学校等マルチメディア教育環境整備モデル事業」などの補助制度の活用などを図り,公立学校におけるコンピュータ整備と同レベルの水準を達成できるようにする。
 私達の意見:今この世界は、パソコンでの情報化が急速に進んでいます。小中高等学校の先生や、生徒までがインターネットを使える様になるなんて、何年か前には考えられなかった事です。そうなると、部屋に居ながらにして図書館で調べたい本を探せたり、授業中に必要な資料を見られる様になるかも知れません。他にも家で、パソコンを通じて学校の授業のように勉強が、できたりするのかも分かりません。そして、パソコンをこのまま、いい方へ進歩させていければいいな!!と思いました。

情報教育 新教科「情報」が平成15年度にスタート
 平成15年度に高等学校に入学する生徒から、新しく「情報」という教科を学習することになります。普通教科「情報」は、「情報A」「情報B」「情報C」の3つの科目からなり、卒業までにいずれか1科目以上を学習しなければなりません。どの科目をどの学年で学習するかは各学校によって違います。
 また、標準単位数は2単位ですので、週当たりにすれば2時間分学習することになります。
 3つの科目は、扱う内容などが科目によって違います。生徒のコンピュータに関する学習経験や興味・関心はかなり多様です。このため、A,B,Cはこの順に学習していく科目ではなく、生徒の実態に応じて選択して学習する科目としています。

新教科「情報」の目標と内容
情報A目  標内  容
コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に集めたり処理したり発信したりするための基礎的な知識と技能を得るとともに、情報を主体的に活用しようとする態度を身につける。1.情報を活用するための工夫と情報
2.情報伝達の工夫
3.情報の総合的な処理とコンピュータの活用
4.情報機器の発達と生活の変化
情報B目  標内  容
コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み、情報会社を支える情報技術の役割や影響を理解し、問題解決においてコンピュータを効果的に活用するための科学的な考え方や方法を習得する。1.問題解決とコンピュータの活用
2.コンピュータの仕組みと働き
3.問題のモデル化とコンピュータを活用した解決
4.情報社会を支える情報技術
情報C目  標内  容
情報のディジタル化や情報通信ネットワークの特徴を理解し、表現やコミニケーションにおいてコンピュータなどを有効に活用する能力を養うとともに、情報化が社会に及ぼす影響を理解し、情報社会に参加する上での望ましい態度を身につける。1.情報のディジタル化
2.情報通信ネットワークとコミュニケーション
3.情報を集めることと発信・個人の責任
4.情報化への社会との影響

 新教科「情報」のねらいは、単にコンピュータを使う技能を覚えるだけでなく、誤った情報や不要な情報に惑わされることなく自分に必要な情報を取捨選択し、自らの情報を発信できる「情報活用能力」の育成を図ることです。いずれの科目も情報社会に必要なルールやマナーを育てることを重視しています。他の教科と大きく違う点は、コンピュータやインターネットなどを活用した実習が中心となっている点です。「情報A」では総授業数の2分の1以上、「情報B」「情報C」では総授業数の3分の1以上の時間が実習に充てられます。
この仕事をやってみて・・・

 パソコンやコンピュータは、とても短い間に世界に広まりました。そして、今では学校でパソコンの授業が出来るまでになっています。私は最初、「IT革命」というものが何なのか全然わかりませんでしたが、この文を打つために資料をみたりすることでたくさんのことを知ることができました。そして私が高校生になるときには、情報の教科もはいってきます。いまの経験をいろいろなところで生かせるように、勉強や生活をしていきたいと思いました。

 私は、初め「ITとはいったい何なんだ?」とか、「何を書けばいいんだー??」と、全然分からなくて大変だったけど、「こんなので良いのかな〜」と、思いながらも、記事とほぼ同じような文をつくってしまった。けれども、ずっと打打ちつづけていたので、キーボードが前よりずいぶん速く打てるようになりました。なんかとてもうれしかったです。私は、今、中学一年生です。もしも来年、(中学二年生)も、コンピュータクラブに入ったら、情報を、もっと分かりやすく、正確にこの、しかくい箱(パソコンの中)に、キーボードで打っていきたいと、思います。